
やまなみ工房様との
コラボレーションについて
やまなみ工房様は、1986年に滋賀県甲賀市に開設された社会福祉法人施設です。現在90名ほどのアーティストの方々が所属しており、その作品ひとつひとつが独創的かつ深い感銘を与えるのもので、私たちRODDIOが目指す「お客様にオンリーワンの価値観の提供する」という目的と合致するものと思い、この度、コラボレーションの企画を打診し、快く快諾していただきました。今回の「2026 プレミアムゴルフバッグ」の企画では、5名のアーティスト様・各1作品ずつのコラボレーションとなりますが、このほかにも才能あふれた素晴らしいアーティスト様の作品が多数製作されております。これを機会に一人でも多くの方々に「やまなみ工房」様のお取り組みと、個々のアーティスト様の活動をお見知りおきいただければ幸いでございます。
やまなみ工房について
やまなみ工房に通う人達にはそれぞれに「これをすることで私は幸せである。」があります。やまなみ工房の“日常の中にある日”を覗いてみると、一人一人がそれぞれの方法で“特別な自分”を毎日表現しています。粘土で何かを作る事が好きな人、絵を描くのが好きな人、歌うことが好きな人や刺繍が好きな人、おしゃべりが好きな人もいれば、一人静かが好きな人、元気よく体を動かす人、じっとするのが好きな人、好きな事や得意な事は様々です。しかしその表現の多くは今日の一般社会の中において、対価に結びつく事が難しく、行為そのものの価値や彼らの本質が見失われることも少なくはありません。互いの違いを知る事。それぞれの価値観を大切にする事。描きたいように描いてみよう。つくりたいようにつくってみよう。君は君らしく生きてみよう。あるがままの自分が認められ存在できる場所で、自由に自分の可能性に向かう事が出来ればどんなに嬉しい事でしょう。自分らしく過ごす日常の中で生まれた僕の色、私のカタチ。やまなみ工房は、様々な表現から感じる個々の本質を大切に、感性とは何か、豊かさとは何かを考え、それぞれの可能性、そしてHAPPYが無限に広がる事を目指します。
アーティスト一覧※掲載順は、アルファベット順によるものです。

Aot(Aot)
2005年生まれ 滋賀県在住 2024年から『やまなみ工房』に所属 彼は創作活動に取り組まれるようになったのは、まだ1年も満たないほどである。学校を卒業され、長年入所を希望された工房に入所したことが絵を描くきっかけとなった。工房では、国内外において活躍されるアーティストが多く所属するグループにおいて、緊張や不安もある中、自分らしく自由に創作できることも目標に現在の作風にたどり着く。本人曰く、テーマやモチーフは特になくその時思うままに筆を進めると作品は出来上がると話すが色合いや描きこみ具合、バランス等を考え制作されることもあり内に秘めた思いは様子から感じられる。これからの変化がとても楽しみである。

EMI(EMI)
1982年生まれ 滋賀県在住 2000年から『やまなみ工房』に所属 自ら選んだ色の絵の具で描かれる線描のモチーフは判別が難しいが、彼女の中ではパターンをなしており右腕をダイナミックに動かし描いていく。作品の題名はすべて「とり」。職員とのコミュニケーションを楽しみにする創作時間は、時折大きな声で笑っては手を動かし、彼女の満足感が絵画として生まれいく。彼女の独特な色彩感覚や流れるように描かれる線は躍動感に満ちている。

中尾 涼(NAKAO RYO)
1998年生まれ 滋賀県在住 2017年から『やまなみ工房』に所属 元々は紙を切って大好きな扇風機のプロペラ作っては眺めることが好きだった彼だが、職員の書く字を真似たり、窓に指で文字をなぞる様子から、絵画に取り組むきっかけとなった。英字の他数字の作品も多く、描くときは、一切の迷いや躊躇は無く、あっという間に描き終え、勢いや力強さが英字や数字の書体にも表れている。文字は色を変えて筆やペン、時には指を用いて何度も上からなぞることが多く、より作品に深みをもたらしている。最近は文字だけでなく、人物や自分の好きなものを絵にされる作品も生まれ、クールな作風と合わせて彼独特の感性が作品にも反映されている。

NANA(NANA)
1996年生まれ 滋賀県在住 2015年から『やまなみ工房』に所属 小さいころから絵を描くことが大好きだった彼女は、今でも休日には自分の落ち着く空間で時間をわすれるほど大好きなアニメのキャラクター等、たくさんの絵を描いて過ごしている。やまなみに通所してからは立体造形や刺繍等創作活動の幅も広がり、最近では細かく切ったフェルトを使用し彼女のなかで描く世界感から立体の作品をつくりあげている。誰かに見てもらい作品を褒めてもらう、周囲の評価や感想は彼女にとってやりがいにもつながっている。無我夢中に好きなことを好きなだけやる彼女の姿が何よりも誇らしく思える。

小川 翔陽(OGAWA SHOYO)
1999年生まれ 滋賀県在住 2018年から『やまなみ工房』に所属 彼が描く作品は、これまでの生活の中で目にしてきた「看板」や雑誌に書かれていた「文字」を記憶したもの。それは文字だけに留まらず、彼の中で強く印象に残っている「建物」も同じで、記憶したものを紙いっぱいに描いてゆく。画材も彼なりのこだわりがあり赤色のボールペンやマーカーしか使用しない。文字の大きさや配列、紙からはみ出すことなくどれも規則正しく描かれており、彼の性格を表している。
施設概要

名称 | 社会福祉法人やまなみ会 やまなみ工房 |
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所在地 | 〒520-3321 滋賀県甲賀市甲南町葛木872 |
TEL | 0748-86-0334 |
contact@a-yamanami.jp | |
HP | http://a-yamanami.jp |
やまなみ工房は1986年、障害者無認可作業所「やまなみ共同作業所」として滋賀県甲賀市に誕生しました。現在は65人の利用者と28人のスタッフが在籍し、ともに一人ひとりの個性や人間的な魅力が活かされ、そこに過ごす人も、訪れた人も、心が豊かに温かい気持ちを感じることのできる場所です。造形だけでなく、農業や会話を重んじたり、表現される喜び、遊んだり学んだりと、それぞれの「好き」や「得意」が大切にされ、目的が無くても訪れたくなるような場を目指しています。施設内にはアトリエエカフェ、ギャラリーやショップ、ライブパフォーマンススタジオもあります。
※商品の性質上バッグに使用されるプリント柄の位置や組合せが、デザイン画と一つ一つ異なります。
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