RODDIO Shaft F-Series
ロッディオ F シリーズ
Prologue(序章)
2006年にシャフトブランドとして産声を上げたRODDIOブランド。その後ヘッドパーツの販売を開始したのも、当初はあくまですべて自社で開発したシャフトの性能をより引き出すことが目的でした。時が経ち、その立ち位置が逆転した現状において、お客様のニーズに合わせたモノづくりに転換していくことは、ブランドを継続していくために必然的な流れです。RODDIOシャフトは、RODDIOヘッドの性能を最大限に引き出すために開発された専用シャフトととして生まれ変わります。
Concept(概念)
ヘッド性能を最大限に引き出すシャフトということは、3種類のソールが存在する今回のFWには、当然それに見合うだけのシャフトの種類が必要となります。さらにコンシェルジュショップが、お客様の個々のニーズに合わせてそのシャフトと様々なヘッドパーツを自在に組み合わせることで、お客様のためにつくられたオーダーメイドフェアウェイウッドをご提供します。
Design & Matching Sole & Target Golfer (設計・適合ソール・推奨ゴルファー)
[HOSHI]
1.設計
手元部はスイング中の切り返し時に安定感のあるしっかりとしたフィーリングを得るために剛性は高めに、中間部は心地良い弾き感を得るために剛性をやや抑え、先端部は適度なボールのつかまり感が得られるようバランスの取れた剛性で設計しました。全体的にクセのない万人受けするしなり感を提供します。
2.適合ソール
「Nソール」と組み合わせることで、適度なつかまり感が得られつつ、極端な左へのミスも抑制してくれるバランスの取れた万人向けのクラブに仕上がります。
3.推奨ゴルファー
クセのない素直なしなり方をするシャフトが好みで、適度なボールのつかまりを感じながら直進的な弾道を求めるゴルファーにおすすめします。
[TSUKI]
1.設計
手元部はスイング中の切り返し時のタメを作りやすくするために剛性をやや落とし、中間部から先端部にかけて剛性を高くして無駄な動きを一切排除した設計です。左へのミスを怖がることなく思い切った力強いスイングで振り切れます。
2.適合ソール
「Nソール」と組み合わせることで、適度につかまり感を抑えて左へのミスをほぼ解消してくれるクラブに、「A H ソール」と組み合わせることで、右へのミスはある程度は許容できるが左へのミスだけは回避したいというニーズに応えたクラブに、それぞれ仕上がります。
3.推奨ゴルファー
ボールはある程度技術でつかまえられるため、無駄な動きが少ないしっかり目のフィーリングが得られるシャフトを好むゴルファーにおすすめします。
[TAIYO]
1.設計
シャフト全体のしなり方は、タイミングが取りやすいしなやかなフィーリングを追求しつつも、中間部から先端部にかけては加速的なはしり感が得られる設計です。ボールがしっかりつかまり、打ち出しが高く飛距離の出る弾道を提供します。
2.適合ソール
「Nソール」と組み合わせることで、つかまり感が高めでやさしくボールを捉えやすいクラブに、「DBソール」と組み合わせることで、元々フェアウェイウッドが苦手な方でもオートマティックにボールがつかまり、高い弾道がやさしく打てるクラブにそれぞれ仕上がります。
3.推奨ゴルファー
ヘッドスピードが一般男性のアベレージを下回り、従来フェアウェイウッドが苦手だという方でも、やさしく簡単にボールを捉えることが出来るシャフトを探しているというゴルファーにおすすめします。
Technology (技術)
1.PIANOTOUCH ROLLING(ピアノタッチローリング)製法
ピアノタッチローリング製法とは、通常一対の平坦なテーブルにカーボンシートを挟んで行う巻き付け工程を、そのテーブル部がピアノの鍵盤のように細長く細分化されている特殊なマシーンによって巻き付ける製法です。この画期的なマシーンを使用することで、ローリング時の圧力によりテーブル部がシャフト形状に追随され、硬さの異なる様々なシートを高精度で巻き付けることを可能にしました。
※ピアノタッチローリング製法は、(HOSHI)、(TSUKI)に採用されています。
2.GAPLESSROLLING(ギャップレスローリング)製法
シャフト成型時に断層の隙間に入ってしまったボイド(空気)は、成型不良やシート本来の特性を十分に引き出せない等の要因になります。ギャップレスローリング製法とは、このボイドを極限まで排除できるRODDIOならではの高度な技術です。軽量シート特有の薄くデリケートな特性を高品質な状態を保ったまま成型することで軽量シャフトにありがちな、スイング中の不安定なヘッド挙動や、インパクト時の当たり負け等の不安要素を排除します。
※ギャップレスローリング製法は、(TAIYO)に採用されています。
3.VIBRATIONCONTROL CARABON(バイブレーションコントロールカーボン)
バイブレーションコントロールカーボンは、一般的なカーボン繊維に比べ、制振減衰率が大きく弾性率も低いカーボンです。この材料を先端部に複合化することで、ヘッドの加速感とインパクト時のマイルドで厚めの打球フィーリングを提供します。
4.REVOCOATING(レボコーティング)
外観塗装には、塗料中の銀をコロイド化して遊離させた技術を応用したレボコーティングを採用しました。従来の銀鏡塗装に比べて塗膜が薄く、かつ均一化されているため、塗膜の密着力や環境性能が劇的に向上しています。スポーツ用品業界においても随一の過酷さで知られるDAIWAの釣り竿の環境試験条件をクリアしているこだわりのミラークロームの質感をご堪能ください。
SPECIFICATIONS(スペック)
Price : 35,000yen(税込 38,500yen)made in Japan
(HOSHI)
番手 | 全長(mm/inch) | カット前重量(g) | カット後重量(g) | チップ径(mm/inch) | バット径(mm/inch) | トルク( ° ) | キックポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 1118/44.0 | 58.0 | 54.0 | 8.40/0.3733 | 15.00/0.590 | 4.0 | 中調子 |
6 | 67.0 | 63.0 | 15.20/0.598 | 3.9 |
(TSUKI)
番手 | 全長(mm/inch) | カット前重量(g) | カット後重量(g) | チップ径(mm/inch) | バット径(mm/inch) | トルク( ° ) | キックポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 1118/44.0 | 63.0 | 59.0 | 8.40/0.3733 | 15.00/0.590 | 4.0 | 元調子 |
6 | 70.0 | 66.0 | 15.20/0.598 | 3.2 |
(TAIYO)
番手 | 全長(mm/inch) | カット前重量(g) | カット後重量(g) | チップ径(mm/inch) | バット径(mm/inch) | トルク( ° ) | キックポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 1118/44.0 | 41.0 | 37.0 | 8.40/0.3733 | 14.90/0.587 | 7.7 | 先調子 |
4 | 50.0 | 46.0 | 15.10/0.594 | 5.9 |
【注意事項について】
- 弊社推奨のチップカット寸法は、0mmです。(チップカットする場合は、最大38mmまでとして下さい。)
- チップ径は素材径(未塗装状態)の寸法です。
- 各スペックの数値は弊社測定器、条件によるものです。
- 商品の仕様等は、お客様に予告なく変更させていただく場合がございますので予めご了承下さい。
- 掲載している商品の色は、お使いのブラウザ、モニター環境によっては実際の商品のものとは異なる場合がございます。
【公差ついて】
全長±2mm / 重量±3g / チップ径±0.05mm / バット径±0.2mm